目次
- INNOCN GA32V1M MAXを購入しました
- モニター選びの条件と候補
- 優れた画質
- MacBook Proとの接続も快適
- PS5でも綺麗に遊べる
- ハードウェアは概ね良好。使い勝手に弱点あり。
- 終わりに
INNOCN GA32V1M MAXを購入しました
社宅でPC作業をする際に使うモニターとして,INNOCNの「GA32V1M MAX」をAmazon Prime Dayで購入しました。購入価格は103,500円です。
中華系メーカーのモニターを購入するのは今回が初めて。購入前は少し不安もありましたが,2026年7月のPrime Dayに購入してから約1か月使ってみて,使用感は全体的にかなり良好です。
普段はMacBook Pro(M3 Pro)と接続して,PC作業や動画鑑賞に使っています。加えてPS5も接続しており,ゲームをする際にも使用中です。
なお,参考までにモニターと同時に以下のモニターライトも購入しています。かなり明るく,デザインもよく高コスパな商品でした。
モニター選びの条件と候補
今回モニターを選ぶにあたって,以下で条件で検討していました。
- 31.5インチ・4Kであること
- 画質が優れていること
- USB-C接続ができ,65W以上のPD出力があること
- 多少ゲームもするので,120Hz程度出ると嬉しいこと
候補として検討していたのは,Dellの「U3225QE」,BenQの「MA320UP」,そして今回購入したINNOCNの「GA32V1M MAX」の3機種です。
Dell U3225QEは実家で使用しており,使用感に不満はありません。大手メーカーの安定感があり,迷ったらこれを選べば間違いないという選択肢でした。一方で,せっかく新しく購入するなら,違うものを選んでみようかなという気持ちもありました。
BenQ MA320UPはヨドバシカメラで実機を見ました。Macとの色バランスの良さが売りのモニターで,店頭でも綺麗だなという印象。グレア液晶はやはり画面が美しく見えます。ただ,リフレッシュレートは60Hzまでなので,ゲーム用途まで考えると少し物足りないかなと感じました。
その点,GA32V1M MAXはminiLED・グレア液晶による画質の良さに加え,4Kで最大160Hz,FHDでは最大320Hzのデュアルモードに対応しています。USB-Cから最大90Wの給電も可能です。自分の条件を一通り満たしつつ,価格も含めたバランスが一番良かったため,実機を見ないまま購入を決めました。
優れた画質
本機を使い始めて最初に感じたのは,とにかく画面が綺麗だということです。言葉で表すなら,画面が「キラキラ」している印象。
明るいシーンは色鮮やかに発色しますし,黒もしっかり締まります。動画を観ている時のコントラスト感は特に気持ちが良く,MacBook Proを接続して普段の作業をしているだけでも,ちょっと良い画面を見ている満足感があります。
色の再現性について細かく語れるほど良い目をしているわけではありませんが,MacBook Pro本体のディスプレイと比べて大きな乖離は感じません。少なくとも,自分の用途では十分に綺麗だと感じています。
視野角が広いのも良いところです。部屋の中で動画を流しておけば,モニターの正面から少しずれた場所にいても,しっかり鑑賞できます。
グレア液晶の反射は思ったより気にならない
グレア液晶なので反射は少し心配していましたが,実際に使ってみると思ったより気になりません。もちろん反射がゼロというわけではないものの,普通に作業をしていて,よほどモニターを注視しない限りは気にならないレベルです。
部屋の照明や置き場所との兼ね合いはあると思いますが,自分の環境では,画質の良さとのトレードオフとして十分に許容できています。
MacBook Proとの接続も快適
MacBook Pro(M3 Pro)とはUSB-Cケーブル1本で接続しています。普段は3,008×1,692の解像度,可変リフレッシュレート48〜160Hz,HDRオンで使用中です。
90W給電に対応しているので,モニターに接続するだけで映像出力と充電が完結します。ケーブルは以下のものを使用しています。
接続端子はHDMI 2.1×2,DisplayPort 1.4×1,音声出力×1,USB-A×1,USB-B×2,Type-C 3.1(90W給電)×1と充実しています。VESAマウントは100mmに対応しているため,将来的にモニターアームを使いたくなった場合にも安心です。
PS5でも綺麗に遊べる
PS5では『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』,『Ghost of Yōtei』,『Horizon』シリーズなどを遊んでいます。
対戦ゲームにのめり込むような遊び方ではなく,基本的にはソロプレイ中心です。そのため遅延を細かく見極めたわけではありませんが,プレイしていて残像が気になることはありません。画面は色鮮やかで美しく,ストーリーをじっくり楽しむタイプのゲームとの相性はとても良いと感じます。
4K・高リフレッシュレート対応の恩恵を,PC作業だけではなくゲームでもしっかり感じられるのが,本機を選んで良かったポイントです。
ハードウェアは概ね良好。使い勝手に弱点あり。
ハードウェアとしては,概ね良好な作りです。スタンドを含めて大きな不安を感じることはありませんし,前述の通り端子も必要十分です。
一方で,大手メーカーと比べると,ソフトウェアや情報提供の部分には少し不満があります。
公式サイトの情報とマニュアルが少ない
まず,公式サイトの製品情報が少なすぎます。VESAに対応しているか,スピーカーは内蔵されているかといった基本的なことまで,カスタマーサポートに個別で問い合わせることになりました。レビューサイトに少し載っていたりはしたのですが……。
また,紙のマニュアルもなく,OSDの操作も手探りで進める必要があります。このあたりは,中華メーカーらしいローカライズしきれていない弱点とも言えそうです。
入力の自動切り替えがない
入力の自動切り替えがないのも,地味ながら気になるところです。実家で使っているDell U3225QEでは,使用中とは別の入力信号を検知すると「そちらに切り替えるか」というポップアップが表示され,スムーズに切り替えられます。
GA32V1M MAXでは,少なくとも自分が確認した範囲では,そのような機能を見つけられていません。MacBook ProとPS5を行き来する際はOSDから切り替える必要があり,もう少し楽に切り替えられると嬉しいです。
スタンドから時々「パキッ」という音がする
純正スタンドを使っていると,時々「パキッ」という音がします。強度に影響しそうなものではないので大きな問題ではないのですが,作業中に鳴ると少し集中を削がれます。
他の方のレビューでも同様の記載を見かけたため,個体差というよりは製品全体の傾向かもしれません。
内蔵スピーカーは「無いよりはマシ」
内蔵スピーカーは,無いよりはマシというレベルです。もっとも,モニター内蔵スピーカーで満足のいく音のものには,これまであまり出会ったことがありません。
社宅ではSONOS Era 100を接続して使っています。音をしっかり楽しみたいなら,大人しく外付けスピーカーを用意するのが吉です。
終わりに
INNOCN GA32V1M MAXは,10万円前後で購入できるモニターとしては,画質とスペックに対するコストパフォーマンスが非常に高いと感じています。
miniLED・グレア液晶の画質は期待以上で,MacBook Proでの作業にもPS5でのゲームにも満足しています。USB-Cケーブル1本で映像出力と90W給電ができ,4K・160Hzにも対応しているので,仕事用とゲーム用を1台にまとめたい自分の用途にもぴったりでした。
一方で,マニュアルやOSD,入力切り替えなど,細かな使い勝手はDellなどの大手メーカーに及びません。製品情報が少なく,購入前に自分で調べる必要がある点も,人によっては不安に感じると思います。
それらを許容できるなら,非常に満足度の高いモニターです。高画質な32インチ・4Kモニターが欲しく,PC作業もゲームも1台でこなしたい人には,かなり有力な選択肢だと思います。
