Table of contents
- My 2025 Entertainment Experiences
- Netflix’s Best of 2025「アドレセンス」
- Classic Best of 2025「N響:第2048回定演(Aプロ),ホルスト/組曲「惑星」」
- Contemporary Best of 2025「久石譲プレゼンツ MUSIC FUTURE Vol.12,18人の音楽家のための音楽」
- Movie Best of 2025「教皇選挙」
- Game Best of 2025「DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH」
- Live Best of 2025「Perfume ZO/Z5 Anniversary “ネビュラロマンス” Episode TOKYO DOME」
My 2025 Entertainment Experiences
1年は早いもので,あっという間に12月になってしまいました。ライブに行ったり映画を見たりした際は,Instagramのストーリーズにあげることが多いのですが,写真1枚とごく短い短評(?)しか載せられないので,1年を振り返って各ジャンルごとに最も印象に残った作品についてまとめておこうと思います。
ベストと言えるほど見ていないだろうという指摘はさておき(((,各ジャンル数作品のうち最も印象に残ったものを取り上げます。
Netflix’s Best of 2025「アドレセンス」
Netflixベストは,2025年3月13日公開の『アドレセンス』です。少年ジェイミー・ミラーが明け方に逮捕されるところから話が始まり①ミラー本人と刑事による取り調べ ②刑事による捜査(と学校) ③カウンセラーによるヒアリング ④ミラーの家族 を1時間×4話で描いたコンパクトな作品です。
まず,映像的にそれぞれ1時間のエピソードがワンカットで撮影されていることに目を惹かれました。下の動画は,ジンバルメーカーDJIによるBTS動画ですが,機械と人力でのカメラの受け渡しを駆使して本当にワンカットで撮影している様子がわかります。
作品的にも,なぜミラーが殺人に至ったのかという部分についてそれぞれの視点から描かれているのが印象的でした。大別すると家庭環境とスクールカーストの影響に纏められると思いますがそれぞれの理由が長い間蓄積された結果,殺人に至ってしまったという部分を克明に表していて非常に面白い作品でした。
Classic Best of 2025「N響:第2048回定演(Aプロ),ホルスト/組曲「惑星」」
曲目:メシアン/神の現存の3つの小典礼,ホルスト/組曲「惑星」作品32
指揮 : シャルル・デュトワ,ピアノ : 小菅 優,オンド・マルトノ : 大矢素子,女声合唱 : 東京オペラシンガーズ
クラシックベストで取り上げるのは,11月に行われたNHK交響楽団 第2048回定期演奏会においてシャルル・デュトワの指揮のもと演奏されたホルストの組曲「惑星」です。
言わずと知れたクラシックの名曲です。私自身「木星」が初めて両親に聞かされたクラシックということで,思い入れのある曲であるという贔屓ポイントを抜きにしても,優れた演奏だったと思います。
勇猛果敢な「火星」の演奏の後,緩徐楽章の「金星」に続いて……と広いダイナミックレンジをつけながら,「木星」に大きな盛り上がりを見せて,最後の合唱付きの「海王星」での神秘的なフェードアウトと,とても楽しめる50分でした。
Contemporary Best of 2025「久石譲プレゼンツ MUSIC FUTURE Vol.12,18人の音楽家のための音楽」
曲目:久石譲/The Circles,久石譲/Piano Sonata,スティーヴ・ライヒ/18人の音楽家のための音楽
久石譲&ミュージックフューチャーバンド,ピアノ:滑川真希
限りなくクラシックジャンルに近いですが,印象的だったのでこちらも取り上げます。久石譲プレゼンツ MUSIC FUTURE Vol.12で演奏されたスティーヴ・ライヒの「18人の音楽家のための音楽」です。
私の最も好きなミニマルミュージックと言っても過言ではない「18人の音楽家のための音楽」を,久石譲率いるバンドで聴けるという非常にファン冥利に尽きる(?)演奏会でした。 しかもなんと素晴らしいことに,座席が最前列だったということもあり,ヴィブラフォンやクラリネット奏者の方の合図で,セクションが移り変わっていく様子を直近で見ることができました。
Movie Best of 2025「教皇選挙」
映画ベストは3月20日公開の「教皇選挙」です。奇しくもこの年,フランシスコ前教皇が逝去されたことから本当にコンクラーベが行われる事となり,社会的な関心と合致する映画でもありました。
(映画と関係しないのですが,フランシスコ教皇が亡くなられた翌日の4月22日に万博のバチカンパビリオンを訪れており,『キリストの埋葬』の前にたくさんの献花が備えられていました。万博の中で最も印象に残った光景です。)
ストーリー・脚本も素晴らしいのですが,個人的にこの作品をベストに選んだ最も大きい理由は絵作りの綺麗さです。
バチカンのシックな建物に対して枢機卿が着用する赤い礼服が,映像的にとても鮮烈な印象を残していました。この礼服に対して,大理石の白さや,ターコイズカラーの椅子などが緻密に構図に組み込まれており,どのシーンを切り取ってもとても美しい作品です。
Game Best of 2025「DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH」
「お使い」をベースにここまで感動的なゲームを楽しめるとは…… フォトリアルなオーストラリア大陸(とメキシコ)はどこに行っても美しいですし,要所要所で流されるBGMは没入感を高める機構として非常によく働いています。(オープニングのMinus sixty oneが好き)
加えて前作からゲームのストレスが取り除かれたのも評価ポイントの一つです。デスストの世界観の中で,「人を殺めてしまうととネクローシス防止のために火葬場へ持っていかなければならない」という制約があることから,前作はステルスを主体としたゲームプレイをせざる終えなかったところを,今作ではノンリーサル武器が充実したことで,真っ向からバトルして配達していくという選択肢を取れるようになりました。また乗り物や移動手段も充実しており,依頼に応じてサクサク移動・運搬できるようになったことも良かったです。
Live Best of 2025「Perfume ZO/Z5 Anniversary “ネビュラロマンス” Episode TOKYO DOME」

ライブ前日の「2025年末をもってコールドスリープ」という発表によって,重々しい意味を持つのかと思われましたが,当日は全くそんなことはなくいつも通りチャレンジングなライブで,コールドスリープ後に期待を持たせてくれるようなライブでした。
このライブだけで長い記事が書けそうなのでコンパクトに印象に残った部分を並べると,まず東京ドームの常設ビジョンと合わせた映像演出が圧倒的でした。 冒頭の数曲は特設ディスプレイだけ?を用いていましたが,「再起動世界」から常設のメインビジョンを組み合わせた演出があり,会場の広さを生かした映像表現が圧巻でした。
演目に着目すると,Perfume 25年の歴史を取りまとめた欲張りセットのようなラインナップだったと思います。2020年2月26日のP cubed in Domeを払拭するような「Game」「再生」から始まり,ネビュラロマンスの近未来的な演目から,「Perfumeの掟」といった往年の演目を再構成し,「ポリリズム」「チョコレイト・ディスコ」「NIGHT FLIGHT」での盛り上がりまで色々な曲を楽しめる時間でした。 そして「MY COLOR」でドーム一体となってMCに移った後の,最後の「巡ループ」です。
最後の「巡ループ」,「GISHIKI」での白いドレスを纏った3人は,本当に日本語で形容するなら神々しいという感じです。3人がカーテシーで去ったドームには,昨年虎ノ門で行われた展示会「Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡」でのインスタレーションが残されてライブの幕を下ろしました。
スクリーンには「SEE YOU AT THE NEXT STAGE」の文字がありました。年末の紅白で一度見納めとなりますが,次なるPerfumeの姿を心待ちにしたいと思います。
Footnotes
-
X (formerly Twitter)(2025). 「(1) Xユーザーの久石譲コンサート2025さん: 「【MUSIC FUTURE Vol.12】 東京公演、熱狂で終了!スティーヴ・ライヒ「18人の音楽家のための音楽」の配置、お届けします。明日は長野へ!当日券もあります! https://t.co/FFk9P9xS1Z https://t.co/eRYgCK4zjI」 / X」 https://x.com/joehisaishi2025/status/1980978664889352304?s=20 (参照:2025年12月23日) ↩
-
X (formerly Twitter)(2025). 「Xユーザーの映画『教皇選挙』3.20さん: 「◢◤教皇選挙のキャラクター 𝟏/𝟏𝟎 トマス・ローレンスと亀。 「その亀たちは 教皇が可愛がり アンゴラから贈られた」 「私も大好きです とても賢い」 #まいにちコンクラーベ 『#教皇選挙』🎬https://t.co/Ltc8vgAFmd https://t.co/n0hhCC2WmV」 / X」 https://x.com/CCLV_movie/status/1908341570337669145?s=20 (参照:2025年12月23日) ↩
-
X (formerly Twitter)(2025). 「XユーザーのPerfume_Staffさん: 「「Perfume ZO/Z5 Anniversary “ネビュラロマンス” Episode TOKYO DOME」 “Butterfly” “FUSION” 📸: Yosuke Kamiyama #ネビュラロマンス後篇 #prfm https://t.co/lRVVdWrT8O」 / X」 https://x.com/Perfume_Staff/status/1973342128710316241?s=20 (参照:2025年12月23日) ↩
-
X (formerly Twitter)(2025). 「XユーザーのPerfume_Staffさん: 「「Perfume ZO/Z5 Anniversary “ネビュラロマンス” Episode TOKYO DOME」 “巡ループ” 📸: Yosuke Kamiyama #ネビュラロマンス後篇 #prfm https://t.co/h3GdmseeXt」 / X」 https://x.com/Perfume_Staff/status/1972979741180428294?s=20 (参照:2025年12月23日) ↩